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SHIRAIWA'S VOICE

SHIRAIWA'S VOICE vol.5

今から18年ほど前、はじめて建築関連の仕事に就いた時は、正直なところこの業界にそれほど興味はありませんでした。
でも不思議なもので、ひとつ仕事を覚えるごとにどんどん面白くなっていきました。私は長年とび職に携わり、足場を組んだり鉄骨を組んだりと現場で作業員として仕事をしてきました。そんな時、もともと白岩重工にいた先輩の紹介を受けて入社を決意。

今は鉄道駅の改良や復元現場などで監督業を中心にやっています。駅工事の場合は白岩工業が土木工事に携わっているケースが多いので、連携をとって工事を進めることも少なくありませんね。

とび職時代は高層ビルなどの現場が中心で、一番高いところで150メートル。階数にしたら24階建てのさらに上部での作業なんかもありました。現場での仕事は好きですし、怖いと感じたことはなかったですね。
この頃と今との大きな違いは、まず作業員から現場監督という立場の違い。それから、現場の種類の違いでしょうか。高層ビル建設と駅工事では出入りする業者や携わる作業員の数が大きく違うので、今は多くの方と話をしたりコミュニケーションをとったりするのが楽しみでもあります。

仕事に自分なりの楽しみを見つけられると辛い時でも頑張れたりするものですが、白岩重工に入ってからもうひとつ大きな励みになる出来事が。
JR大塚駅の改良工事を担当した関係で、2008年にJR東日本上野工事区長より感謝状を頂いたんです。

駅の工事というのは、他の建築現場に比べて電車が走っていたり高圧線が通っていたりと、非常に危険度が高い現場。そんな中、無事故で工事を終えたことへの感謝状でした。社会に出てから賞状をいただけることはめったにないので…やっぱり嬉しかったです。仕事への自信にもなりましたし、周りのみんなにも感謝しています。
みんなの力があってこその表彰ですからね。

現場監督という立場で仕事をするにあたり、過去に現場で作業員として働いていたことはとても大きな意味を持っていると思います。
現場での作業がどれほど危険かということをよく把握していますし、危険だなと思う人やタイミングがすぐにわかります。今では、歩き方ひとつでその人の体調がわかるようになりました。少しでも不安を覚えたり、疲れているなと感じたら、たとえ本人が拒否しても休憩を取らせたり休ませたりして現場の責任者としてなるべく無理をさせないように気をつけます。
どうしても、真面目な人ほど「大丈夫」と突っ張ってしまうんですよね。作業員一人ひとりの健康状態にまで気を配り、危険なところに行ったら目を離さないように注意する。こうした積み重ねこそが、ケガや災害なく工事を全うするための基本だと私は考えています。
仕事以外の楽しみは、車いじりとDVD鑑賞。モノづくりが好きで、組み立てたりバラしたりという作業はついつい夢中になってしまいます。それと、どうやら私はきれい好きのようで。片付けたり掃除をしたり…現場を歩いていても常にあちこちで何かを拾ってしまって、気が付くと腰袋がいっぱいになっていることも。整理整頓は現場の基本ですから、いいことなんですけどね。

もし、私に新しい後輩ができるとしたら、とにかくやる気だけは持っていてほしいと思います。やる気さえあれば、物覚えも早いのではないでしょうか。
あとは、よくしゃべる人。コミュニケーションは大事ですし、教える立場としても何でも言ってもらえる方がいいですから。建築の仕事においてマニュアルは基礎になりますが、実際は突発的な仕事にどこまで判断し対応できるかが求められます。これはやはり、たくさんの経験を積まないとできません。
自分の将来をちゃんと考えてじっくりやっていこうという人ならば、私の持っている技術を全部教えてあげたいですね。

近年は熟練した技術者が少なくなり、技術に職人がついてこられなくなっているように感じます。ちゃんとした手順を守り、ミスさえしなければ防げる事故はたくさんあるのではないかと思います。
私たちにとっていい仕事というのは、無事故・無災害、そして工程どおりに作業を仕上げること。こうしたいい仕事が「私たちなりの営業」ですね。それを積み上げていきながら、会社と一緒に自分自身も成長していきたいです。
大変だからこそやりがいのあるJRの鉄道関係の仕事にも、またチャレンジできれば嬉しいです。

取材日:2009年8月4日